2017.05.06
和の世界を垣間見て思ったこと
こんばんは!
詩喩花ジュエリーワークスの小比賀由子です。
ゴールデンウィークも明日で終了!
最終日は、イベントでワークショップです★
ご予約をいただき、満席です♪
ご来場の皆様、明日はよろしくお願いします!
ワークショップメインなんですが、少しだけジュエリーをお持ちいたします。
ブース形式なので、スペースもかなり限られておりまして、今回は展示はあまりできません(泣)
でも!
来月またまた百貨店イベントがありますので、その時に皆様にお会いできたらと思っております!
ただいま絶賛制作中!
目血走らせながら作っております(笑)
彫金メインなので、一つ作るのにとても時間がかかります。
まずは、原型と呼ばれるものを作って、型をとって鋳造して磨いて石留めして・・・。
時間がかかる分、出来上がったものは本当にかわいくて、愛おしくて・・。
私はこれまでほかの作家さんの作品は見ないようにしてきました。
それは、目にすると無意識のうちに引っ張られるからです。
ただ、和装のアクセサリーは別でした。
着物のことがまだよくわかっていない状態で、なにが美しいとされているのか、見ないとわからないからです。
今年に入ってから、たくさんの作家さんの作品を見てきました。
呉服屋さんに何度も通い、金具の大きさから、モチーフの大きさ、厚みなど、何度も何度も見ました。
ラッピング一つとっても、これまで作ってきたものと勝手が違い、戸惑いの連続でした。
ただ、その中で、自分が理想とする、自分が身に着けたいと思う感覚っていうのがわかってきました。
それが、世間に受け入れられるのかはっきり言ってわかりません。
なので、とても不安だし、緊張します。
でも、それをいい!と言って目に止めてくださった方も少なからずいる。
羽織紐、楽しみにしてますからね!と声をかけてくださった方もいる。
自分の感覚を信じて、自分が自信をもってお勧めできるものを作り出していきたいと思っています。
↑
普段木綿ばっかりですが、お出かけの時はつるつる系で(笑)
和の世界は奥が深い。
何百年と続く伝統、受け継がれてきた技術。
それらに恥じないようなモノづくりをしたいといつも思っています。
呉服屋さんに行ったときに出会った80歳を超えるとても上品なおばあさまがいらっしゃいます。
これ、かわいいでしょ~^^
アンティークなのよ。
といって見せてくださったのは、七宝の美しい帯どめでした。
年数がたち、変色していましたが、とにかく美しかった。
私のお気に入りなの。
若い時からずっと使っているの。と。
そういって笑っていた姿を見て、
私の理想はここだと、思いました。
自分の作ったものがいつか誰かの元でアンティークのものとして残っていけるように、丁寧に、心を込めて生み出していきたいと思っています。
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