2025.10.12
美しいものを届ける人でありたい
最近、お作りした宝石のご紹介ばかりを掲載していたので、
今日は少し、私自身の考えを書いてみようと思います。
最近よく、「誰から買いたいか」ということを考えます。
私はこの“誰から”という部分をとても大切にしており、
それは仕事だけでなく、生活全般に深く関わっています。
いつも行くスーパーのレジの方、ネイリスト、美容師、
パーソナルトレーニングのトレーナー、病院の先生や看護師さん、
お洋服を買うときの販売員さん、アイリスト、
そしていつも行くカフェの店員さん、フローリスト…。
挙げればきりがないのですが、
私はどんな小さなサービスでも「誰から受けるか」を大切にしています。
なぜここまで徹底しているのかというと、
それがそのまま“ものづくりの質”につながるからなんです。

ものを生み出す仕事をしていると、
日々の小さなもやもやが積もって心が曇ると、
なかなか素敵なアイディアが浮かばない。
私自身が心地よく、安心して生きていなければ、
人を幸せにできるようなジュエリーは作れないと思っています。
だからこそ、
私の毎日を取り囲む人たちの存在は本当に大切。
お店の方々、手を差し伸べてくれる専門家の方々に支えられながら、
私は日々の安定を保っています。
外に出れば、時には不愉快なこともあります。
けれど、支えてくれる人たちがいるからこそ、
少しの出来事で心は揺れなくなりました。
私自身が“誰から”を大切にしているからこそ、
自分も“選ばれる人”でありたいと思っています。

特に、宝石は特別な存在です。
美しくて、そして少し高価なもの。
人生の節目に寄り添うものだからこそ、
お客様は安心して任せられる人を求めていると思うのです。
だから私は、
ただ宝石をお届けするのではなく、
その時間ごと、心ごと、丁寧に寄り添いたいと考えています。
私が思う“美しい人”というのは、
見た目が整っているということではありません。
心根が優しく、品格とユーモアがあり、
そして自分を大切にしている人。
そんな人は、会話の端々や仕草の中に、その美しさを感じます。
私が“この人、美しいな”と感じる方々は、
みなさんそういう方ばかり。
きっと私自身がそういう生き方に憧れているのだと思います。
ありがたいことに、当店に来てくださるお客様は、
みなさん本当に美しい方ばかりです。
お取引先の方々からもよく言われます。
「SHIYUKAさんのお客様は本当に素敵ですね。
こんなに良い方々に恵まれているお店は珍しい」と。
それを聞くたびに、
私が目指してきた方向は間違っていなかったんだなと感じます。
私は、美しいものをつくる仕事をしているからこそ、
自分自身の在り方も美しくありたいと思っています。
それは、外見のことだけでなく、
言葉の使い方、仕事への向き合い方、人への思いやり、
日々の小さな選択すべてに通じています。
宝石にはそれぞれのストーリーがあります。
誰かの想い、時間、記憶、祈り。
そのすべてが一つの宝石の中に宿っています。

だからこそ、
私は敬意を払い、品格をもって丁寧に届けたいと思うのです。
それが、私にとっての
“美しい仕事”であり、
これからも大切にしていきたい生き方です。