2017.08.20
フォトレターVo.58
皆さまこんにちは!
詩喩花ジュエリーワークスのおびかゆうこです。
工房もお盆のお休みに入り、仕入れ先もお休みでこの一週間はどこもかしこも休みだらけです^^;
私はこの間にせっせとワックス作業。
乗りに乗ってやっているときに限って、じゅーっと火傷して一気にやる気なくすというパターン(泣)
少しずつ種類が増えている感じです。
秋の催事は、和小物もいろいろ作っています。
帯どめや、羽織紐なんかが詩喩花では人気です^^
これな~んだ!
くちびるってわかりますか?
帯どめになります。
この青い物体はワックスというもので、これをゴリゴリと削って鋳造すると、シルバーになったりゴールドになったりします。
予定では、シルバーのつや消し。
真ん中のくぼみのところを艶ありに研磨して仕上げたいな~と思っています^^
こちらは羽織紐のトップのパーツ。
紐って、帯締めの上にくるように作るので、チェーンの長さだけでなく、パーツの大きさも計算して出しています。
もし、羽織紐が、帯締めの下にくるようでしたら、乳(ち)の位置を上に縫いなおすと綺麗に収まりますよ^^
石は、まだサンプルなのですが、秋冬らしく、シックで大人な色にしたいな~と思ってます。
詩喩花の羽織紐は、細部にとてもこだわっています。
帯に引っ張られるので、羽織紐には通常でも負荷がかかります。
またタクシーに乗られる方も多いので、乗ったときに後ろに引っ張られてぶちっとちぎれるパターンもとても多いです。
そのため、普通にマルカンを使っていたり、ピアスの金具を使っていると、カンが開いたり、レバーが開いたりします。
私は力学を使って、どこに、どのくらいの負荷がかかるのか、どのように力が流れるのかを計算して、パーツの大きさをすべて手作りしています。
マルカンは使わず、すべて溶接しています。
なので、とても繊細な見た目ですが、強靭な強さを持っているので、よくタクシーを利用する着物ユーザーの方に支持されています。
こういうところで、構造設計が役に立ちました(笑)
建築をやっている当初は、自分が後に、着物の羽織紐の金具の設計をすることになるなんて想像もしていなかったです(笑)
今やっていることも、どこでどのようにつながっていくのかわかりませんね^^
なんでも一生懸命やることが大切だと思います。
今回は和小物の他に、半貴石をたっぷりと使った人気のアクセサリーも準備しています。
これからブログに出来上がったものをアップしていきますので、お時間ございます時にぜひご覧ください^^
コメントやメッセージをいただけるととてもうれしいです!