2018.04.09
ジュエリーのリフォームに対する考え
詩喩花はジュエリーのリフォームに力を注いでいます。
私自身もそうなのですが、いただいたジュエリーが引き出しに眠ったまま、箱に入れっぱなし。。。そんなことってありませんか?
せっかくいただいたものなのに、なんだかデザインが古くて今の気分じゃない。
着け心地が良くないから普段使いにはちょっと・・・。
1つだけ石がとれてしまってみっともない。
リングが歪んでしまって使いたくない。
地金の色が肌に合わない
などなど、あげだしたらキリがないくらいいっぱい出てきます。
でも、想像してみてください。
箱に入れっぱなしの宝石は本当に輝いているでしょうか?
光を見ないままに、暗い所にじっと保管されている、それってちょっと心に引っかかりませんか?
ジュエリーが入っている箱をちらっと見るたびに、あぁ。。と残念な気持になりませんか?
それとももう、そんな気持ちにすらならないのでしょうか。
受け継いだものは、これまで身に着けていた人の真心も受け継いできていると思います。
プレゼントされたものは、あなたを大切に思い、幸せを願う心がこもっています。
それは、あなたにとって大切なお守りになるのではないでしょうか?
ジュエリーは、身に着けてこそのものです。
身に着けることで、ジュエリーはより輝き、身に着けたあなたも今よりもっともっと美しくなるのです。
ジュエリーにはそんな不思議な力があります。
だから私は、0から1を生み出すよりも、今あるものを大切に、その時の、あなたのライフスタイルに合ったものに生まれ変わらせることが大切だと考えています。
豪華なジュエリーである必要はありません。
ルースのランクやカラット数、ダイヤモンドのクラスが高い、低いかは関係ありません。
自分自身が心地よく、ときめくもの。
今の自分にちょっぴり自信が持てたり、背中を押してもらったり。
鏡の前で、「今日の私、いけてるかも♡」って思えるもの。
いつの間にか自分にとってなくてはならないものになっていること。
目に留まるたびに、綺麗だな~ってニヤニヤしちゃうもの(笑)
大切なのは、モノの価値ではなく、ジュエリーを手にしたあとのあなたの心が豊かになるかどうかなのです。
その為にも、着け心地だったり、普段のファッションだったり、お一人お一人のライフスタイルをヒアリングすることも重要だと考えています。
・どんな時に身に着けたいのか
・ご結婚指輪と重ね付けされるのか
・小さなお子様がいらっしゃるのか
・会社でも身に着けたいのか
・普段身に着けているジュエリーの地金の色は何色か
・ジュエリーに何を求めているのか
など。
これらを考えていくと、二つとして同じものは存在しません。
なので、詩喩花のジュエリーのリフォームはすべてが一点ものになります。
デザインも、毎日の暮らしに合うよう、シンプルでありながらも完璧な作りを目指し、使い心地の良さにこだわります。
長く使っていただけるように、時を重ね刻まれた傷の一つ一つも思い出に代わり、そしてまた次の代へと受け継いでもらえる。そんなものづくりを目指しています。