2026.03.18

一味違うエタニティ。一生のリングとして

昨年10月の展示会に、可愛らしいお嬢様とお立ち寄りくださったお客様。 お持ちいただいたのは、ゴールドのパールとダイヤモンドが輝く豪華なリングでした。


BEFORE

拝見した際、お客様の雰囲気とはどこか違うのではないか、という直感がありました。お客様も同じように感じていらしたようで、今回はメレダイヤを活かしたエタニティリングへお仕立てすることになりました。

元のリングに留まっているメレダイヤは、一見同じサイズに見えても、実は大きさがバラバラなことがほとんどです。まずはすべて外した後、サイズごとに細かく仕分けていきます。地道で根気のいる作業ですが、仕上がりの美しさを左右する大切な工程です。

いくつかデザインを描いた中から、今回はキューブ形状の枠にダイヤを留めた、立体的なエタニティリングに決まりました。
あまり見かけない、独自性のあるデザインです。

3D造形物 石がぴったり収まるか確認して、修正を重ねていきます。

地金をしっかりと使い、これから年齢を重ねていく指にも馴染むようボリュームを持たせています。
全体に艶消し加工を施すことで、メレダイヤの輝きを一層引き立たせました。


建築的な意匠を取り入れ、一見すると四角い形に見えますが、実は八角形で構成しています。
そうすることで、直線の硬さが取れ、手元に馴染む優しい印象になります。

何度も描き直して形にしたデザインです。
ジュエリーには、その人のコンプレックスを包み込んでくれる力があると思っています。

関節の形が変わったり、節が大きくなったり、サイズが変わったり。
年齢とともに手元の悩みも増えていきますが、納得のいくジュエリーを身に着けると、不思議とその悩みが気にならなくなるものです。

直接肌に触れるものだからこそ、着け心地の良さや、自分の手に似合うこと。
そして、これからも一緒に時を重ねていきたいと思えるもの。
そんなジュエリーを、これからも作っていきたいです。

またお会いできる日を楽しみにしている、大切なお客様です。

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