2024.05.31

宝石がもたらす魔法

地味につらい

私はCADも書くのですが、毎回違うデザインになるので、結構ドキドキするのです(笑)

途中で出来ないってわかっちゃったらどうしよう。
最後の最後でエラーが出ちゃったらどうしよう。
お客様にお勧めしたデザインだけれど、造形して変だったらどうしよう。

そんな不安がわーーーーっと押し寄せます(;’∀’)
これが地味につらい(笑)

お客様は私を信頼して宝石を託してくれてる。
私も期待に応えたいし、何より自分だけの宝石を身に着けて、今よりもっともっときれいになってほしい。
輝いてほしい。

思いが強くなればなるほど、不安も増大(;’∀’)

一歩踏み出せた

最近、何回も何回もやり替えてる図面があってね。
鋳造した後どんなふうになるのかが想像できなくて、不安でなかなかゴム型まで出せなかったんです。

全体のデザインとしては申し分ないんだけど、爪の厚みとか石の傾きとか、そういう細かいところがね、自信無くて。
お客様はもしかしたら気づかない部分かもしれない。

で、意を決して、信頼している社長や職人さん、鋳造の職人さんに原型を見てもらったんです。

いいんじゃない?何が問題なん??

って(笑)
専門の方たちにそういってもらえると、自信でるよねー(笑)単純です。
うん、一体何に悩んでたんだろう??悩んだ時間結構もったいなかったかな??

って。

で、やっと一歩踏み出せました(笑)
背中押してもらえると、素敵なものが出来上がる想像しか出来ない!

こんな風になると100%最高のものが出来上がるって決まってる。

ジュエリーリフォームとは

ジュエリーのリフォームは、カタログの中から枠を選んで作るパターンがほとんどです。

そうなると、結構誰でもできたりする。
何なら私の夫でもできたりする(笑)
店主さんのお人柄で成約率は大きく変わるのだけれど、結局どこで作っても同じものができるから、より金額の安い方をお客様は選ぶ。
そうやってお店を選ぶ方法もあるけれど、私のお店に来るお客様は宝石に対する考え方が全然違う。

宝石は自分自身に素敵なことをもたらしてくれることを知っているし、期待もしている。
今の自分にぴったりの宝石、でもいいけれど、私としてはちょっと背伸びをした宝石を身に着けてほしい。
それが未来の自分の着地点となるから。

宝石の役割って何だろう。
私が常に考えていること。
その役割は人それぞれ違うから、その人にとってこの宝石がどんなことをもたらしてくれるのだろう、期待していることは何だろうって考えながら接客しています。
難しいテーマだけれど、それが私にしか出来ない仕事だと思ってます。

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