2026.01.09
サイズ違いのサファイアを活かした、ふくりん留めリング
前回アクアマリンのリフォームをご依頼くださったお客様。
実は、サファイアのリングもお作りしておりました。

長方形のサファイアがサイズグラデーションになったデザイン。
もともとは角ばった印象で、少しゴージャスすぎる雰囲気がお客様のイメージとは異なっていました。
そこで石を外し、普段使いしやすく、カジュアルでありながらチープに見えないデザインで仕立て直すことに。
石のサイズがすべて異なる場合、ふくりん留めでは一つひとつ枠を描く必要があります。
手間はかかりますが、職人さんが作りやすい設計は、仕上がりの美しさにもきちんと表れます。
今回もすべてサイズを測り、それぞれ異なる枠を組み合わせてリングにしました。

サファイアは色味が濃いため、作り方によっては一気に「マダム感」が出てしまうこともあります。

今回はふくりん留めと艶消し仕上げにすることで、程よくカジュアルダウンし、日常の装いに合わせやすくなりました。
角ばったサファイアも、どこか柔らかく、優しい印象に。
艶消しの表情もとてもきれいです。
宝石は、身につけてこそ輝くもの。
今の自分にも、これからの自分にも似合う。
そんな一本を手にしていただけたら嬉しいです。