2025.03.16
母からお嫁ちゃんへダイヤのリングをリフォーム
昔ながらのダイヤモンドが5石並んだリングをリフォームいたしました。
昔ながらのデザインのリング。
ダイヤ一つ当たり0.1カラットで5石あるので合計0.5カラット。
ただ、今回石を外してみたら、一石だけ直径が大きくて高さが低いものが・・。
そのままだと枠に無理やり押し込むことになるので、ダイヤ1つずつ石枠を作りました。
なので、気持ちセンターの石だけ大きく見えます。
爪留にするのか、ミルグレン枠にするのか。
ご希望をお聞きしながらの作業。
今回は息子さんをもつお母さまからのオーダー。
お子様のご結婚に際し、お嫁ちゃんにプレゼントする宝石をとのことで当店にお持ちくださいました。
いろいろとCADは書いたんですが、最終的には無駄のないシンプルなデザインに落ち着きました。
一緒に着ける、グラフのマリッジリングと高さを合わせたので、重ねてつけても収まりが良いように作っています。
こちらのグレーの物体は、樹脂でできた、リングの元になるもの。
CADで図面を書いた後、3Dプリンタで出力したものになります。
グラフのリングはピンクゴールドでしたので、18金よりもプラチナの方が良いとご提案いたしました。
すっきりとしたデザインですが、アームは丸い形状にして、着け心地が良くなるように調整しています。
シンプルなデザインですが、一緒につけるグラフのリングと高さを合わせているので、引っ掛かりもなくぴたっとそろいます。
古い宝石はダイヤに汚れが付着しているのでくすんでいるものがほとんどなのですが、洗浄するとダイヤの汚れも全部なくなるので、ご納品の時にはピカピカのダイヤになっています。
そうそう、プレゼントの場合、サイズとか不安ですよね!
お渡し後のサイズ直しや刻印を入れるサービスもしているので、そこはお気になさらず・・♪