2021.02.18
代々受け継いだオパール
また一つ、詩喩花から素敵なジュエリーが生まれお客様の元へと旅立ちました。
プラチナ台に留まった大き目の美しいオパール。
三代前、明治時代から受け継がれてきたオパールです。
そんな思いの詰まったオパールを、お嬢様へと受け継ぐ際に、リングへとリフォームをさせていただきました。
お嬢様にサンプルやCADのデータを見ていただいて一緒にデザインを決めていきました。
シンプルにフクリン留めしたリング。
乳白色の柔らかな輝きを放つオパール、がっちり留めたり、装飾をたくさん施さない方が良い、シンプルなものがきっとまた次の代へ受け継いでもらえるだろうな。。と思って、このようなデザインにさせていただきました^^
引っ掛かりのないデザイン。
お手持ちのジュエリーともコーディネートしていただきやすいように、無駄を省いてとにかくシンプルに。
とても美しいジュエリーになりました^^
お引渡しに立ち会うことはできなかったのですが、後日お母様がお越しくださりお話を聞かせていただきました^^
とても喜んでくださったとのこと。
私も幸せをたくさんいただいた気持ちです^^
良いものは手元に残しておいてほしいです。
ジュエリーを断捨離する前に、石だけでも外して、から枠の状態にしてからお売りになってほしいです。
お売りになっても、石はあまり値段がつきません。
それなら、石だけ外して手元に持っておかれたら、いつの日かまたジュエリーにすることだってできる。
ご来店くださった方にはそのようなご説明をさせていただいております。
次の世代へと受け継いでもらえるジュエリー。
ずっと先の未来を想像しながら、デザインや加工を行っております^^