お茶でもしながら思うこと

昨日は工房の日でした＾＾

前はレッスンを受けに毎週通っていましたが、最近はPOP UPが連続ということもあり、先生に仕事を依頼するための打ち合わせという理由で通っています。

私は、彫金を始めたとき、ものづくりが楽しくて仕方ありませんでした。
先生の工房に行くときも、こんなジュエリーが作りたい！！という思いで通っていました。

ふとある時、思ったのです。
ジュエリーを仕事にしようと思ったとき、私は職人になるのか、デザイナーになるのか。
それとも両方か。

はじめはもちろん両方！って思っていました。
何でも作れる人。自分の頭にあるモノを自分で形にする人。
そういうもんだと思ってて、それ以外考えられませんでした。

でも、自分の頭の片隅ではわかっていました。
自分が不器用だってこと。
細かい作業の忍耐が足りないこと。
認めるのが嫌で、つらかったです。

バッグのデザイナーをされている尊敬する作家さんがいるのですが、その方に
「何をそんなにいつもなやんでるの？？もっと気楽にいきなさい＾＾」
ってよく言われてました(笑)

去年、あまり制作もせず、自分の体調と心の状態に向き合っていろいろと考えていました。
きっと考える時期だったのかなって今では思います。

私はジュエリーが好き。
選んでいる人の顔を見るのが好き。
話を聞くのが好き。
どんなふうにコーディネートしようかって一緒に考えるのが大好き！
ディスプレイや空間をコーディネートするのが好き。

アイディアが浮かんだ時ワクワクするし、うきうきするし、デザインをあれこれ思いめぐらせている時間が本当に幸せ。

って書いてて思うけど、職人さんにはなれないんですよね。
きっと。

先生はすごい。
私はこんなすごい先生の元で教えてもらった。

工房もすごい(笑)片づけられないって先生は言うけど、きっと先生の中で秩序があって、これが一番使いやすい状態なんだろうなって思う。

何年も通っていたので、自分で出来ることももちろんあります。
それが今詩喩花のジュエリーの売れすじっていうのもあります。
ありがたいです＾＾

でも、これからはもっと幅を広げたいとも思っています。
詩喩花らしさを見失わず、きちんと人の話を聞いて、その人にぴったりのジュエリーを届けること。
それが私の仕事なんだろうなって思う。