2018.02.04
初めて絵を買う
先日素敵なギャラリーにお邪魔してきました。
卉奏(キソウ)さんにお邪魔してきました。
卉奏セレクション展「森屑降りて」
は、朽ちゆく欠片がもたらすものがテーマ。
重厚な扉がぴちっとしまっていたので、あれ、まだ開いてないのかな。。。
なんて思っておろおろしましたが、扉にちっちゃーーい字でopenって書いてました(笑)
扉の向こうは異空間。
雑音が一切なくて、照明の明るさもすごく心地よくて、とてもよかったです。
私、そこで一つのアートにひとめぼれしました。
扉を開けて目の前にあった絵なんです。
見た瞬間吸い寄せられるような感覚に。
他にも素晴らしいアートがあったんですが、頭の隅っこにはいつもこの絵があって、他を見ては戻り、うろうろしては戻り。
この絵を自分のアトリエに置きたい。
思考を邪魔しないこの静かなたたずまいに惚れました。
で、ちょっと悩んで結局アートも出会いとお迎えすることにしました。
お迎えするって言っても、ギャラリーで絵なんて購入したことはありません。
お値段も書いてないし、売り物かどうかも不明(笑)
こういうのって聞くの恥ずかしい。。
って一瞬躊躇したんですが(笑)知らないもんは仕方ないと思いきってスタッフさんに尋ねました。
このようなギャラリーって、作品の横にお値段がちょこっと記載されているものもあれば、部屋の隅っこに価格表みたいなのが置いてあるようです。
今回も、価格一覧の用紙がすみっこにおいてあり、スタッフさんに説明してもらいながら、初めて絵を購入することができました♪
今回は額装無しのアートだったのですが、額装アリでいくら、額装無しでいくら。みたいな表記もされていました。
会期中は絵の横に、「売約済み」とか「ソールドアウト」みたいな印が貼って展示されており、会期後に自宅に郵送か、引き取りにいくというシステムらしいです。
よく見ると、なるほど。
アートの横にソールドアウトの文字が小さく表記されていました。
勉強になります。
あと、気になるのはお値段です。
アートの価格はピンキリ。
小さなアートで若手の作家さんのものだと数万円からあります。
今回購入した絵は数万円。といったところでしょうか。
初めて購入するのには、背伸びすることなく手を出しやすい価格でした。
が、今回初めてギャラリーで絵を購入してみて、この今まで未知だった世界に足を踏み入れると、いろんなアートが見たくなってしまいました。
自宅に戻って、ギャラリーを調べ上げ、東京に行ったら、ここに行ってみようとか、どこどこで展覧会があるとか、興味がとてもわいてきました。
この絵を購入したことを夫に話すとき、はぁ?みたいな反応されたらこの人のこと嫌いになるかも。って一瞬思ったんですが(笑)大丈夫でした^^
絵を買うってとても贅沢な事だと思うんです。
生活に、別になくても良いものですし。
でも、気持ちはとても豊かになります。
空間も変わるし、センスを磨いていくのには、とても良いツールだと思いました。
素敵なものに出会ったときの高揚感は、もう忘れられません。
次は額装のアートが欲しいな~^^
新居のお祝いに父が隠し持っていた大きな絵を譲ってもらうことになっているので、その絵とのバランスを見ながら、ゆっくり探していくのもまた楽しみです♪
その前に夫の書斎に一つ、ほしいなって思ってます^^