ティファニーのシルバーネックレスからダイヤモンドを外してブレスレットにリフォームさせていただきました。

小さなダイヤモンドですが、さすがのティファニー。質はとても綺麗です^^
シルバの台にとまっているので、黒ずみなども気になりますし、長く愛用するにはちょっとね。
ということでブレスレットをご提案させていただきましたよ^^


18金の枠に太目のチェーン。
マルカンはすべてレーザーでがっちり留めて頑丈な作りにいたしました。

つけっぱなしにされたいということでしたので、チェーンはあえて太目です。
なるべく手首にぴったりとなるように、お客様の手首の太さに合わせてお作りしております。

つけっぱなしの時に一番切れやすい時っていつだかわかりますか??

それは就寝中です。
金具の出っ張りがお布団の繊維にひっかかったり、髪の毛にひっかかったり。
かしめただけのマルカンはすぐに開いてしまいます。

基本的に宝石はつけっぱなしNGです。
結婚指輪はずっと身に着けているのを想定して石留とかもされているので石がポロリなんてことはめったにないのでしょうけれど、それ以外の宝石はなるべく帰宅後に外してほしいのです。

宝石は出かけるときに身に着けて、帰ってきたら外す。
これがお願いしたいところ。

ですが、お守りのように身に着けたいという方もいらっしゃいますので、そういう場合はチェーンの太さ、マルカンの線径、留め具の形状などをいろいろと検討してお作りいたします^^

私もちょっとつけっぱなしがどんな感じが実験してみました^^

結果
ネックレス・・・・首を絞められているようで気になって眠れない
ブレスレット・・・まーまー大丈夫
リング・・・朝起きたら指から消えていた。むしり取って放り投げていたもよう(笑)
リングなんて特にかわいそうで、指に引っかき傷ができて指輪はドアのところに転がっていた(´;ω;`)

こういう人は帰宅後外した方がよさそうですね^^;
結婚指輪は夫も私もつけていません。値段が上がってるときに売却した(笑)
そして売却したお金で今ごろになって結婚指輪作ってる最中です♪
それはまたこちらでご紹介いたしますね♪
いたって普通のやつですけど(笑)

チェーンが切れいている宝石をお持ちの方、お直しさせていただきますのでお気軽にご相談くださいね♪

サファイアのジュエリー、続きます。
今回はブレスレット。
お持ち込みいただいたのは、美しいピンクサファイア。

イエローサファイアとは異なり、シャープな形とカットになります。
クラックのない美しいピンクサファイアはとても貴重です。
私も自信のピンクサファイアを持っていますが、がっつりクラックが入っています^^;
それでもとても高価でした。

こちらのピンクサファイアはかわいいブレスレットにお仕立ていたしました。

シンプルに枠留めしたピンクサファイアをセンターに、ダイヤモンドをちりばめた繊細で美しいデザイン。


ブレスレットにすると、ダイヤモンドがひっくり返ることもありますので、裏側はまん丸く仕上げました。
裏返ってもボールが転がっているみたいでとてもかわいいのです。


等間隔に並べたダイヤモンドがとてもかわいい。
ピンクサファイアとダイヤの組み合わせ、間違いなく素敵です^^

チェーンは少し太めにしています。
ブレスレットは引っかけやすいアイテムでもあるので、切れにくいように。
そして、繋いでいるマルカンはすべて開かないようにレーザーで留めています。

まだお若いお客様。
これから年を重ねると、手首も少し太くはなってきます。
そうなってもストレスなく身に着けていただけるように、スライド式を採用しています。
ぴったり目に身に着けるのがお好きな方もいらっしゃいますので、長さ調整はいろいろできたほうが、長い目で見たときに良いのです。

3回にわたって、サファイアのジュエリーをご紹介いたしました。
お母様と二人のお嬢様。
ご主人が、ご家族をおもって手にされたルースをジュエリーに仕立ててお母様がプレゼント。
愛情いっぱいのジュエリー、末永く身に着けていただけますように。

エメラルドとダイヤモンドが留まったタイクリップから、宝石だけを取り出してブレスレットにリフォームさせていただきました。

BEFORE

プラチナの台に留まったエメラルドとダイヤモンドです。
とてもきれいなエメラルドでした^^
石枠も頑丈な作りでとてもきれい、デザインもエメラルドとダイヤモンドのカット、大きさのバランスがとても調和されていて素晴らしかったので、石を外して枠を作るのではなく、そのまま生かしたジュエリーにできないかと検討しました。

石が留まっている部分だけを綺麗にくりぬいて使うことができそう!
この形状は、ネックレスだとマルカンをロウ付けし直しすることになります。
そうなると一旦石を外さないといけない。
エメラルドは割れやすいので、外したり留めたりの工程はなるべく少ない方が良いので、ブレスレットをご提案させていただきました。

台をちょっと余分に切り取って穴をあけたので、石を外さなくても良い作り方になります。

AFTER

マルカンがついているように見えますが、ここは職人技。
丸く切り取って穴をあけました。
この状態でネックレスにするとトップがひっくり返ります。
なので、ブレスレットが一番良いジュエリーです。

トップがプラチナの重さのあるものでしたので、チェーンも太めがいいよね~とお客様と話していたのですが、売却分でお持ちになったもののなかにぴったりのチェーンが!

スライド式のチェーンに組み立て直して、手首にぴったり目に着けることができるように仕立てました。

売却分含めて余すことなく使い切るにはどうすればいいかな。。
そんなことを、デザインと同時に考えます。

お客様にも、かなりのコストダウンできたこととアイディアをほめていただけました(笑)
嬉しいっ♡

加工賃+デザイン料 28,600円